水素水のウォーターサーバーって実際どうなの?メリットやデメリットと併せて解説
最近、ジムやヨガスタジオなどの施設で、水素水サーバーが設置されているのを見たことありませんか?健康や美容に効果があると評判になっていることから、水素水を飲みたいという方は増えています。
とはいえ、まだまだ一般的に普及したものではなく、「本当にちゃんとした水素水が飲めるの?」「いかにも高そう・・・」と不安を抱く方もいるでしょう。実は、個人・法人問わず、気軽に水素水のウォーターサーバーを導入できる仕組みが整っているのです。
今回の記事では、そんな疑問や不安を解消すべく、水素水のウォーターサーバーについて、詳しく説明していきます。
水素水のウォーターサーバーのメリットとデメリットを解説
ウォーターサーバーの導入を検討するうえで、最も重要なのが料金についてだと思います。現在人気で、容量が大きいウォーターサーバーですと、購入費用が20~30万円ほど必要な場合もあります。ただし、レンタル水素水サーバーなら、月額料金は4,000円台から。ぐっと出費を抑えることができるのです。
市販の水素水と比較しますと、たとえば伊藤園「進化する水 水素水 ボトル缶」は1本あたり150~200円。多くの雑誌で取り上げられている、健康家族「高濃度ナノ水素水 仙寿の水NEO」は1本あたり300円程度。対して、レンタルの水素水サーバーのコップ1杯あたりの費用はおよそ30~40円前後です。市販の商品を定期的に購入するより、ウォーターサーバーを導入するほうが断然安く済むことがお分かりになるはずです。
また、水素水は時間が経つにつれて水素が抜けてしまう性質があり、なるべく新鮮な状態で飲むことが望まれます。その点においても、ウォーターサーバーなら自分が飲みたい分だけ、常に作りたての水素水を注ぐことが出来ます。市販の商品は、一度開封したらどんどん水素濃度が低下し、丸一日経過すると半分以下になってしまうことも。
意外と勘違いされる方も多いのですが、水素水のウォーターサーバーは標準の冷水・温水機能もちゃんと付いています。寒い時期に、コーヒーやお茶を作るためにお湯を出すことももちろん可能です。様々なシーンで活躍すること間違いなしといえます。
デメリットとして覚えておくべきは、特に途中解約についてです。メーカーにもよりますが、契約から1年以内に解約すると、違約金が発生する場合があります。水素水に興味を持って導入してみたけど自分には向かない、と思ってもすぐに解約してしまうとコスト的に割高となるでしょう。ウォーターサーバーは、初期費用として設置代金を別途徴収されたり、定期的にメンテナンス費用がかかります。購入・レンタル問わず、長期的に利用したいか否かをしっかり考えて判断するようにしてください。
水道水を水素水に変える方法を解説
それでは、水素水のウォーターサーバーはどのように水素を作り出すのでしょうか。現在主流となっている3つの方法について解説していきます。
おそらく一番多くの機器で用いられているのは、電気分解式という仕組みです。水に電圧をかけて電気分解し、水素を発生させるというものです。他の方法より、水素の粒子が小さくなり、体内の活性酸素と結びついて中和還元する効果を見込めるといわれています。
気体過飽和式とよばれるタイプは、水に圧力をかけて水素ガスを直接溶かし込んで、水素水を作り出す方法です。このやり方では、飽和濃度という、簡潔に言うと通常の上限数値を超える超高濃度水素水を作ることが可能となります。水素濃度の高さを謳っている商品は、おおよそ気体過飽和式を採用していると思われます。
化学反応式は、持ち運び可能なスティックタイプの商品によく使われている仕組みです。マグネシウムスティックを水に浸けると化学反応が起きて、水素が生成されます。一度に作れる水素水の量は少なめですが、スティックは繰り返し利用できるため、外出時に水素水をよく飲む方に好まれます。
業務用の水素水サーバーはあるの?
冒頭で、ジムやヨガスタジオに導入されるケースが増えていると言及しましたが、オフィスなど業務用の水素水ウォーターサーバーを提供するサービスも存在します。業務用ですと、個人用とは異なり大容量のサーバーを購入あるいはレンタルすることになりますが、導入する側にとってどんなメリットがあるのでしょうか。化粧品やアパレルなど美容・健康意識が高い社員が多く集まる企業では、水素水のウォーターサーバーを設置することで、従業員の満足度が上がるはずです。逐一ドラッグストアで水素水を購入したり、自宅から携帯用ボトルを持ってくる必要がなくなります。ウォーターサーバーとして普通の冷水を出すことも可能なため、夏場は冷水で水分補給、冬場はお湯で暖を取るといった風に様々な使い方ができます。水素水の抗酸化作用によって健康促進も期待でき、積極的に水分をたくさん摂取しようとする方が増えると思われます。
さらに、2023年時点ではまだ水素水サーバーを店頭に置いているところはそう多くありません。美容院などで、もし水素水を飲めるとなれば、お客様の満足度向上にも繋がるでしょう。他店との差別化になり、口コミで話題になるかもしれません。業務用は消費量が必然的に増えるため、費用もそれなりにかかりますが、ほとんどの場合、経費に計上することが可能です。ただし、ウォーターサーバーの電源は常にオンのままにしてください。電源を切ってしまうと、サーバー内に雑菌が発生する恐れがあるので、たとえ電気代がもったいないと思っても、その点は注意しましょう。
まとめ
水素水のウォーターサーバーを導入すると、いつでも飲みたい時に水素水を飲むことができ、レンタルなら気軽に導入可能なのです。水素水というものが世間に認知されるにつれて、オフィスや店舗に設置される件数も増加傾向にあります。一般的なウォーターサーバーがあるだけでも従業員の方々は嬉しいでしょうが、さらにワンランク上の水素水サーバーがあるオフィス、憧れますよね。
抗酸化作用などの効果を最大限得るためには、毎日飲み続けることが重要です。手間が掛からないというのが、飲み続けるためのカギを握ります。従業員への福利厚生の充実として、水素水のウォーターサーバーを導入してみてはいかがでしょうか。