ジムで運動するときに水素水を飲むとより効果があるって本当？
ジムやフィットネスクラブの間で、水素水サーバーを設置する店舗が増えているのをご存知でしょうか。都心の店舗に限らず、全国的に普及しているのです。運動して汗をかいた後、水分補給をするのはごく自然なことですが、普通のウォーターサーバーではなく、水素水が人気だといいます。それだけ多くの店舗が導入するのなら、何か理由があるはずですよね。
今回の記事では、どうしてジムやフィットネスクラブがこぞって水素水に注目しているのか、その理由について解説していきましょう。
ジムに水素水サーバーが置かれるケースが増えてきている
水素水サーバーとは、ボタンを押すだけで水素水を作ることができる機器です。できたての水素水をいつでも好きな量飲めることから、利用者に重宝されています。
この“作りたて”という部分がポイントで、水素水サーバーは水に細かい気泡を放つ水素を溶け込ませる仕組みです。時間が経つにつれて水素が空気中に逃げてしまうため、出来立ての状態が最も水素濃度が高くなります。
ジムなどに水素水サーバーが置かれているのは、主に利用者の満足度向上が期待できるからです。一般的に、水素水を飲みたい場合は別途料金を支払う有料会員制を採用しています。最近は、普通のウォーターサーバーは無く、水素水サーバーだけ設置する店舗も少なくありません。わざわざお金を払うほどの価値があるのか、疑問に思う方もいると思います。
おおよその目安にはなりますが、週に3回以上通う方だとお得になるケースが多いです。水のペットボトルを持参して行く場合、1本あたり100円程度と仮定すると、週に3回行くなら1ヶ月あたり1,200～1,300円かかります。激しいトレーニングをした後は、冷たい飲み物が欲しくなりますよね。ペットボトルのぬるくなった水ではなく、できたての冷たい水素水が自由に飲めるわけです。手荷物が減るという意味でも、ジム利用者に水素水サーバーが重宝されるのは納得できます。また、店舗によっては、水素水を専用のボトルに入れて、自宅にお持ち帰りすることも認められています。
水素水は運動時に飲むと効果的？
ジムやフィットネスクラブで水素水サーバーが人気の理由として、運動して疲れた身体に水素が効果的という点も挙げられます。激しい運動やトレーニングをすると、活性酸素が体内に多く発生します。活性酸素の中でも、悪玉活性酸素とよばれるものは、疲労感を高める原因になるといわれています。水素水には、抗酸化作用という、悪玉活性酸素を除去する機能があるため、運動後に飲むのはとても効率的なのです。
もう少し具体的に見ていくと、以下の3つの働きが期待できると専門家が研究結果を公表しています。
①代謝促進
②老廃物を排出
③筋肉疲労の抑制
まず、人間の細胞内にあるミトコンドリアを、悪玉活性酸素から保護する働きがとても重要です。ミトコンドリアが傷つけられると、代謝活動が弱まり、代謝が落ちてしまいます。つまり、水素水を飲むことで、代謝が促進され、ダイエットの向上に繋がると考えられます。
エネルギー代謝が上がると、体内の老廃物や毒素が体外に出やすくなる効果も期待できます。運動した後に水素水を飲むのはもちろん良いですが、なんと運動前に飲むこともメリットがあるといいます。筋肉疲労を抑制する作用があるとのことで、この働きに関しては現在も研究が続けられている部分です。はっきりとしたメカニズムはまだ解明されていません。
エニタイムやティップネスなど、水素水が飲めるジムを徹底紹介
ここからは、全国展開している大手のジムやフィットネスクラブの中で、水素水サーバーを設置しているところを紹介していきます。月会費が店舗ごとに異なる企業も多いため、正確な金額については、各店舗にご確認ください。また、下記の各料金は、2023年7月時点のものです。今や大手のジムでは、水素水サーバー設置が当たり前になっており、ほとんどが有料会員制です。
●エニタイムフィットネス
全国47都道府県に1000店舗以上を運営しており、世界中の店舗を相互利用可能
月会費：7,000〜10,000円程度(税込)
※店舗によって異なる
入会金：5,500円(税込)
水素水サーバー利用料：1,080円(税込)
※新規入会特典として2ヶ月無料の場合あり
●ティップネス
「フィットネスをもっと身近に感じて欲しい」をコンセプトに、国内に140店舗以上を展開
月会費：11,000〜13,000円程度(税込)
※店舗によって異なる
入会金：5,500円(税込)
水素水サーバー利用料：1,620円(税込)
※初回登録料として別途1,100円(税込)
●BeeQuick（ビークイック）
アメリカンスタイルのスポーツジム＆フィットネスクラブ
月会費：3,300円(税込)
入会金：無料
水素水サーバー利用料：1,080円(税込)/月
●FIT24
スーツのAOKIや快活CLUBを運営するAOKIグループの24時間営業フィットネスジム
月会費：7,480～7,678円(税込)
入会金：無料
セキュリティカード発行手数料：5,500円(税込)
水素水サーバー利用料：1,080円(税込)
●JOY FIT24
スポーツクラブやヨガなど、系列ブランドのサービスも利用可能
月会費：7,000〜9,000円程度(税込)
※店舗によって異なる
入会金：2,200円(税込)
登録事務手数料：3,300円(税込)
水素水サーバー利用料：1,080円(税込)
●アクトス Will G
「アクトス」ブランドのスポーツジム。24時間営業ではないが、月会費の安さが魅力
月会費：3,300円(税込)
登録手数料：5,500円(税込)
水素水サーバー利用料：540円(税込)
まとめ
昨今、多くのジムやフィットネスクラブが、利用者の満足度を高めるために、水素水サーバーを導入していることがお分かり頂けたかと思います。水素水には、抗酸化作用という働きがあり、エネルギー代謝の向上、ひいてはダイエット効果も期待できるのです。せっかく水分補給するなら、普通の水を飲むより、身体にメリットがある水素水のほうが嬉しいですよね。
トレーニングで汗を流す方たちは、人一倍健康にも敏感です。そういった需要に応えるため、店舗側も水素水サーバーを利用者に提供しています。前述の通り、長い目で見ると、コンビニエンスストアなどで逐一ペットボトルの水を購入するより、水素水サーバーを契約する方がお得です。これからジムやフィットネスクラブに通うことを検討中なら、ぜひ水素水サーバーを置いている店舗を選んでみることをお勧めします。
