業務用の水素水生成器は存在する？徹底的に調べてみた
美容クリニックやトレーニングジムに行くと、水素水サーバーが設置されている所が増えたと感じませんか？運動時に水素水を飲むことで、疲労回復の効果が期待できるといった理由から、設置箇所が増加しています。最近だと、月額料金を支払えば水素水が飲み放題というプランを提供するジムも多いです。
店舗に設置してある水素水サーバーは、その名の通りウォーターサーバーと同様の見た目ですよね。家電量販店などで販売されている個人向けの水素水生成器と、仕組みや機能も大きく異なるのでしょうか。業務用独自の特徴はあるのか、この記事ではそんな疑問について、解説していきたいと思います。
そもそも業務用と家庭用の違いってあるの？
一般家庭向けと、店舗やオフィス向けの水素水生成器の比較において、最も重要である水素の生成方法に関しては、双方ともほぼ同じと言っていいでしょう。主に、水素ガスをバブリングするタイプか、電気分解によって水素を生み出すタイプに分けられ、高濃度水素水をウリにする機器はバブリング方式を搭載するものが多い傾向です。
バブリングとは、水の中に水素ガスを溶かし込む方法で、仕組みが簡単かつメンテナンス性に優れている点が人気を集めています。業務用では、その他に便利な機能が多数備わっており、それが差別化のポイントにもなります。
たとえば、家庭用及び個人向け水素水生成器ですと、軽量なボトルタイプの商品もあり、ボトルの中で水素水を生成し、飲みます。一方、業務用の場合、サーバーを設置して、アルミボトル、市販の水筒、ペットボトルなど自分の好きな容器に入れて飲むことが可能です。浄水機能により、水道水に含まれる塩素を除去して純粋を使用できるのも嬉しいですよね。
オフィスなどに設置するケースですと、不特定多数の人が同じ機器を代わる代わる使います。ICカードや顔認証・指紋認証など多数の認証システムを搭載して、外部の人間が使用できないよう制御するだけでなく、ジムでは会員ごとに使用回数を自動的に制御することもできます。こういった機能は、個人向けでは不要ですので、当然付いていません。
多くの人が休憩時間に水素水サーバーを利用することも想定されますから、待ち時間を短くするよう、水素の生成スピードも速いです。業界最速水準だと、500ml分の水素水を約20秒で作り出せます。皆が気分良く使用できるよう、高性能な水素水生成器が事業者向けには求められているのです。
souyiの水素水生成器はどんな生成器？
水素水生成器といっても、1万円以下で購入できるお手軽なものから、30万円を超える業務用のサーバータイプまで、様々な製品が存在します。どれを選んでいいか迷ってしまうという方に、特にお勧めなメーカーを紹介しましょう。
掃除機やコンパクト洗濯機など、生活家電を中心に扱っている「souyi」というメーカーでは、ポータブル水素水生成器“SY-065”がとても人気です。商品サイズは直径73mm×高さ200mmと非常にコンパクトで持ち運びに便利な大きさ。専用ボトルの容量は約420mlと、適度なサイズ感です。
たった3分間で水素水が作れるため、自宅や外出先でも、飲みたくなった時に水を入れるだけですぐに生成できます。しかもコードレス設計ですから、充電しておけば電源が無い場所でも使えますし、USBを差し込めるオフィスなら電池切れの心配もありません。本体にはLEDライトが搭載されており、生成中は青色、充電中は赤色、充電完了時には緑色に点灯する仕組みとなっています。目を離しても、水素水が出来上がったかどうか、充電が終わったかどうか、一目で分かるのがいいですね。
メーカーによれば、一回の充電でおよそ15回使用可能だといい、機器自体は約7500回生成可能だそうです。水素水パックをコンビニなどで逐一購入するより断然お得なのは間違いないでしょう。大手通販サイトなら、1万円以下で購入できるので、水素水をまだ飲んだことがない方も、試してみる価値はあると言えそうです。
ガウラの水素水生成器についても調べてみた
家庭用水素水生成器を中心に多種多様なラインナップを揃えていたことで知られるのが、「ガウラ」というメーカーです。同社の水素水サーバーは水道直結式を採用しているため、水の補充やボトル交換を気にすることなく、好きなだけ水素水を飲むことができます。バブリング方式ではなく、給水のたびに水を電気分解して出口から注がれる仕組みなので、いつでも新鮮かつ高濃度な水素水を生成可能です。家庭でもオフィスでも、水道と直結できる場所ならどこでも活躍するでしょう。
また機器を購入後は、1年に1度のフィルター交換のみ。面倒なメンテナンスは不要です。水素発生器の自動洗浄機能付きですので、ご自身で行うのはタンクの清掃など簡単な掃除のみです。24時間ごとに自動クリーニングする機能がついており、放っておいても毎回きれいな水素水を生成してくれます。
他にも、テーブルに置ける小型タイプの水素水生成器、携帯用水素生成ボトルなど、多くの人気商品を世に発信してきたガウラですが、2023年現在これらの商品は販売を停止しました。交換用の専用フィルター・カートリッジのみ、オンラインショップにて購入可能となっています。残念ながら、後継商品の販売予定は一切決まっておらず、メーカーからの追加情報を待つしかありません。いずれも人気が高い商品だけに、再販に期待しましょう。
まとめ
水素水生成器について、商品の名称として“業務用”、“家庭用”と区別されてはいるものの、機能の大きな違いはなく、家庭用をオフィスなどで使うこともまったく問題ないです。ただし、業務用扱いの機器は、値段が高いだけでなく、設置スペースも必要になるので、大人数が同時に利用する場所に置くといいでしょう。予算が少ない方は、無理して高級機器を買わずとも、コンパクトなボトルタイプで十分高濃度な水素水を飲むことが可能です。昨今はリーズナブルな値段でも使い勝手がいい水素水生成器が多数販売されているので、ぜひお気に入りの商品を探してみてください。
