水素吸入と水素水生成器の違い

水素吸入サロンに通う場合と水素水生成器を購入するのとどちらがお得?

水素を体内に取り込むと健康や美容に良いという話を、なんとなく耳にしたことがある方は多いでしょう。そして、水素を摂取する方法として、まず頭に思い浮かぶのが、水素水を飲むことかと思います。有名なモデルや芸能人が水素水を勧めていることもあり、一般大衆にも認知されるようになりました。

もちろん水素水は一定の効果が期待できるものですが、水素を取り入れる手段は他にもあります。水素風呂に入る、水素サプリメントを飲む、水素化粧品を使うといったものに加えて、水素吸入も非常に人気が高いです。
水素吸入は通常、美容クリニックなどで行うケースが多く、実はこちらの方が水素水より効果があるのではといった見解も出るほどです。そこで、水素水生成器で水素水を飲むのと、水素吸入サロンに通うのは、どちらが良いのか検証していきましょう。

水素吸入サロンのメリット、デメリット

まず始めに、水素には肌荒れを改善する抗炎症作用や、老化及び病気の原因となる悪玉活性酸素を除去する抗酸化作用があるといわれています。様々な病気や症状への効果が期待され、この点はどのような方法で水素を取り込んでもほぼ変わりありません。
水素吸入サロンでは、カニューレとよばれる専用の吸入チューブを使用して、鼻から水素ガスを吸引します。水素は無味無臭なので、施術中に不快感を覚えたり、副作用が出てしまうリスクはないです。
そして、水素吸入の大きなメリットは、最も短時間で摂取量が多い方法だということです。専用チューブを装着して、普段通りにリラックスした状態で呼吸をするだけで、どんどん水素が体内に入っていきます。鼻の粘膜周辺には、たくさんの毛細血管が集合しています。粘膜を通過してすぐ血液に水素が届き、全身に流れていくため、吸収スピードが最も早いと考えられています。機器にもよりますが、1分間の吸入で約3リットル分の水素が身体に入っているんです。

また、水素水を大量に飲もうとしても、お腹いっぱいになり、苦しくなる方もいるでしょう。水素ガスを吸引する方法なら、満腹になる心配は不要です。施術中は好きな音楽を聴いたり本を読んだりと、自由にリラックスしながら時間を過ごせます。多忙な日常から解放され、心身ともに癒やされるのも、水素吸入サロンのメリットといえます。

デメリットを挙げるとするなら、やはり費用面がネックですよね。大体相場として、60分コース1回あたり3,000~5,000円。通い放題のフリーパスがある店舗の場合でも、月額1万円以上かかります。1・2回行くだけではさほど効果が期待できないため、継続的に数ヶ月以上通う必要があります。となると、トータルの費用はそれなりの金額になるわけです。仕事が忙しく通う時間がない、あるいは自宅近くにサロンが無いと、そもそも選択肢から外れるかもしれません。

水素水生成器のメリット、デメリット

水素水生成器は、家電量販店やホームセンターでよく見掛ける、水素水を作り出す機器のことです。性能も値段も非常にバリエーションが豊富で、多くの方が自宅用に生成器を購入して水素水を飲んでいます。
水道水やミネラルウォーターを、電気の力で電気分解して水素を生み出す方法が一般的です。自分が飲みたい時にスイッチを押して、気軽に水素水を摂取できることが、なによりの魅力でしょう。
水素水生成器のメリットは、自宅だけでなく場所を問わず好きなタイミングで水素を取り込めることです。充電式のコンパクトな水素水生成ボトルなら、オフィスでもアウトドアでも、水さえ用意すれば水素水を作れます。
値段も、低価格の機器だと1万円以下で購入可能、しかも約10年使用可能な耐久性も備わっています。まだ水素水に馴染みがないという方にもおすすめしやすいのが、水素水生成器です。

一方でデメリットとしては、水素の溶存量が機器によってバラツキがあり、一定ではありません。水の中に水素を溶け込ませる仕組みの気体飽和式を搭載する生成器だと特に、水素が空気中に抜けやすいため、すぐに飲みきらないと水素の効果が減少します。水素水は、あくまでも水素が溶け込んだ状態の水です。水素ガスとは違います。先程も触れた通り、一度に大量の水素を取り込むことは難しく、こまめに摂取するのが面倒に感じる方もいるでしょう。他に、自分で生成器をお手入れをしなければならず、ただ使って放置しっぱなしではダメなのも注意してください。

結局、水素を取り入れるにはどちらの方が良い?

水素吸入サロンに通う、水素水生成器を購入する、どちらにもメリットがあり決断するのが難しいかと思います。多くの方が重視するであろう金額面で見ていくと、水素吸入サロンに1ヶ月通い放題の料金が1万円だと仮定して、半年だと6万円、1年通い続けると12万円かかります。しっかり効果を得るには、週1~2回、30分以上の吸入を推奨していますので、やはり月額1万円以上の支出となるでしょう。

水素水生成器は、日本トリムやパナソニックといった大手メーカーの機器ですと、10万円以上と高額です。よって初期費用という面では、生成器を購入する方が高くつきます。ただし、生成器は寿命が約10年です。長期継続的に使用することを前提に製造されています。

水素吸入サロンに実際に通われた体験者のレビューを見ると、
「体が軽くなるのが、回を重ねるたびに実感できた」
「不眠症に悩んでいたが、水素吸入をはじめてから頭がスッキリして頭痛がなくなった」
「アトピーによる、かゆさ・乾燥が軽減された」
と、非常に多くの症状に効果があることが窺えます。

なにか特定の症状に悩んでおり、早期に効果を実感したい方は、集中的に水素ガスを取り込むことができる水素吸入に数ヶ月通い続けることが最善かもしれません。対照的に、サロンに通うのが難しい環境、もしくは将来を見据えて美肌や健康促進を求める方は、水素水生成器を購入して、水素水を日常生活に取り入れるのが良いでしょう。

まとめ

水素吸入は自由診療に該当し、保険適用対象外のため、サロンに通うためにどうしても費用がかかるのは否めません。それでも、「毎日の生活が変わる」といえるほど大きな効果を得て、日々の生活が楽しくなるのなら、そのコストも安く感じるのではないでしょうか。
水素水生成器は、商品ラインナップが豊富で、低価格帯の製品でも性能・耐久性ともに満足できるものがたくさんあります。いきなりサロンへ行くのを躊躇してしまうなら、まずお手軽な生成器で水素というものに慣れ親しむのもいいですね。
サロンでは専門のスタッフが患者ごとに丁寧な説明をしてくれます。特定の症状に苦しんでいる方は、どう改善したいのか意思を伝えると、通うべき頻度や吸引時間のアドバイスが貰えるでしょう。日常生活の幸福度を向上させるために、自分に合った方法で水素を活用していきましょう。


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