赤ちゃんと水素水

水素水を赤ちゃんにあげても大丈夫?

私たちの身体に対して様々な良い効果をもたらすと評判の水素水を、生まれて間もない赤ちゃんにあげていいのでしょうか。健康に気を遣っている親御さんだと、自分用の水素水を作るのにあわせて、赤ちゃんの分も用意して飲ませようと考えたことがあるかもしれません。普通の水を飲むより、小さいうちから水素水を飲む方が身体にとって良いのでは?と思いますよね。そこで、赤ちゃんに水素水をあげる時の注意点や効果について、この記事で説明していきます。

赤ちゃんのミルクを作るのに水素水を使っても問題ない?

根本的な話として、水素水自体に副作用はなく、人体への悪影響はほとんど無いと言っていいでしょう。また、アレルギーを引き起こす心配も不要です。むしろ症状の予防に適しているものです。赤ちゃんの身体は、特に6ヶ月から1歳半頃までの期間、免疫力が生涯の中で最も低下します。
生まれたばかりの頃は、抗体という免疫の物質を母親から譲り受けているため、比較的風邪を引きにくいのです。1歳半をすぎると徐々に免疫が発達し始めますが、赤ちゃんは病気やウイルス、アレルギーといったものを経験していません。外的環境への適応能力も大人に比べると低いため、病気などにかかりやすい状態です。

病気を引き起こす原因の1つである悪玉活性酸素を増やさないことは、赤ちゃんにとっても重要です。水素には、体内の悪玉活性酸素を除去してくれる効果が期待できますから、水素水を飲んで細胞を活性化させ、病気やアレルギーを避けるというのは良い選択といえます。
ただし、赤ちゃんが水素水を飲む場合には、いくつかの注意すべき点があります。水素水を作る際、一般的に水道水あるいはミネラルウォーターを用いるケースが多いはずです。大人なら、どちらで作ってもさほど変わりありませんが、赤ちゃん向けの場合、ミネラルウォーターはお勧めできません。ミネラルの摂り過ぎで逆効果になってしまう恐れがあります。普通の水道水を使えば、特に問題ないです。

そして、高濃度の水道水も、赤ちゃんにとっては不向きでしょう。アルカリ性が強いと苦味や重い感じがして、一度マズいと思ってしまうと拒否反応を示してしまいます。目安として、ph5.8~8.6以内、なるべくph7に近い水を使うのが最適です。ph7が中性で、水道水の基準値がさきほど提示した、ph5.8~8.6以内となっています。水に近いような、濃度の低い水素水を選ぶ方が安全ですね。

水素水を飲むなら何歳からが安全?

では次に、大体いつ頃から赤ちゃんに水素水を飲ませても大丈夫なのか、見ていきましょう。生後5〜6ヶ月くらいまでの間は、母親の母乳を飲んで栄養を体内に取り込むことになりますが、その期間は水を飲むこと自体推奨されていません。言わずもがな、母乳とあわせて水素水を飲ませることもやめてください。
およその時期として、離乳食が完了期を迎える生後12~18ヶ月程が経過してから、少しずつ水素水をあげてみましょう。厚生労働省が提示する「離乳の基本」でも、離乳の完了は生後12~18か月、完了後3歳頃までを幼児食の時期と言及しています。幼児食は、家族と同じものを食べられるようになりますが、大きさ・形状・固さなどを配慮しながら、咀嚼・消化機能を育てていきます。

赤ちゃんによって個人差はあるものの、95%以上が生後18ヶ月までに離乳食を卒業します。つまり、水素水をあげてもいいのは、少なくとも1歳以上、あるいは幼児食に慣れてきてから、と頭に入れておいてください。大手飲食メーカーは、フォローアップミルクの推奨年齢を生後9ヶ月頃から3歳頃までとしているため、ミルクに水素水を使いたいときも、離乳食完了期から3歳頃の期間に用いることになります。

水素水をこどもが飲むと下痢をするって本当?

前述した通り、赤ちゃんに水素水をあげる際に、ミネラルウォーターを使用するのは適していません。その大きな理由は、下痢になってしまう可能性があるからです。
大人と比較して、赤ちゃんは腸の働きが弱く、発達途上の状況にいます。硬度(=ミネラル濃度)の高い水をたくさん口にすると、お腹が緩くなるかもしれないのです。
軟水と硬水を区別する基準としては、およそ硬度120mg/Lだといわれており、普通の水道水は硬度100mg/L以下です。日本製のミネラルウォーターも大体は軟水に該当しますが、海外製だと300mg/Lという商品も販売されています。軟水であれば、下痢になるリスクは小さいといえるでしょう。
また、電気分解方式で生成する電解水素水や、マグネシウムのスティックを水に入れて水素を発生させる方式は、赤ちゃんにあげる水素水としてはお勧めしません。赤ちゃんはまだ胃腸が弱いので、アルカリ性が強い水素水を飲ませない方が安心です。

まとめ

赤ちゃんは、とても繊細であり、あらゆる物事において配慮が求めらますが、水素水をあげる場合でも慎重な判断が必要です。悪玉活性酸素に働きかけることで、免疫の向上や細胞の活性化といった効果は見込めるものの、あまりに早い段階から摂取させるのは危険です。水素水はあくまでも飲料水の1つであり、薬ではありません。無理に飲ませなくても、成長過程に支障はないわけです。
もし水素水をミルクに使いたいと思うなら、1歳以上になってから、かつ濃度が低く中性に近い水を使用しましょう。無理に口に入れて、下痢になって、体調をこじらせたりしたら元も子もないですよね。赤ちゃんが水素水を嫌がらず飲めるか、何か異変は出ないか、細かく気を配りながら試してみるといいと思います。


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